保育園のICTサービス、システムの導入のほとんどが失敗する理由とは?

保育園の業務を助けるためのICTサービス、システムは数多くありますが、 これらを導入する目的の多くは業務効率化です。 そのためにほとんどのサービスは、現状を調査し、システムで管理できるようにするという発想でソフトウェアが作らています。 つまり今やっていることをパソコンで管理できるようにすることが目的化しています。 今の業務が大変だから業務改善をしたいのに、今の業務を紙からデジタルに変えただけで本当に改善するのでしょうか。 いいえ、必ず失敗します。紙で大変だったことが、デジタル、パソコンで大変になるだけです。 多くの保育園が導入しているにもかかわらず、本当に効率化できたという話をあまり聞かないのはこうした発想が間違えたまま作られた商品が提供されているという問題が背景にあります。

本当の目的は「より良い保育サービスを継続的に社会に提供すること」。そのために「保育士を幸せにする」という発想が重要

まず考えるべきは目的です。業務効率化も目標のひとつではありますが、本来の目的は「より良い保育サービスを継続的に社会に提供する」ことです。 その目的を達成するためには、仕事に従事する「保育士を幸せにする」ということが目的となるわけです。 自分が日々忙しく疲弊している人が、他人を笑顔にすることなどできるわけがありません。 まず最初にやるべきことが「保育士を幸せにする」ということです。

パソコン操作が嫌いという人にパソコンで大量の文字を入力をさせるシステムで幸せすることができるのか?

保育士を幸せにするためには、まず保育士の実態を知る必要があります。保育士は忙しい。そして保育士は保育をやりたくて保育士になっています。 パソコン操作が好きだから、事務的な仕事だから保育士になったという人を私たちは知りません。 では、どうしたらいいのか。そこでその事実を受け止めたうえで、それを認めたうえで、それが許される状態で業務の効率化、 自動化を目指すべきだというのが、私たちの出した答えです。 保育士に向き合うことなく、パソコン操作は必要だからといった”必要性”という名の強制、脅迫は絶対にしない。 そのために機能を提供するだけでなく、業務の自動化、省人化を実現するための現状分析、必要な機能やルール作成のための自動化コンサルティング、 そして機能のカスタマイズ開発と提供、さらには入力作業、セットアップをはじめとした保育士が負担に感じるデジタル関連のあらゆる業務の作業支援、代行までを 含めて提供することにしました。

フルライセンスは本気で「保育士の幸せ」「保育園の業務改善」を実現するための総合サービスパッケージ

業務改善が失敗する原因のほとんどは、何のために業務改善をするのかという理念が欠落しているからです。 業務負担を減らすといった曖昧な目的で考えていくと、 机上の空論の改善案ばかりで、今の問題を、別の問題に切り替えるだけです。 紙に書いていたものを、パソコンに記入するようなったというのが最たる例です。  これは紙に書くこと、パソコンで記入すること、それは書くとキーボードを打つという違いことそあれ、考える、文章にする、といった思考負担を減らすことにはなっていません。  これでは幸せとは程遠い、改善ではなくただの変化にすぎません。 保育士を幸せにするために、やりたくない仕事を極限まで減らす、そして幸せを感じる仕事を最大化するために 業務の代行までを行うのが「デジタル社員 保育園」のフルライセンスサービスです。 初期のデータの用意の支援、パソコンやタブレットといったIT機器のセットアップの支援など、日常的にやることがない業務を徹底的に支援する。 そこまでやるのは、見た目上の変化ではなく、本当の改善のために、保育士の幸せのためです。 そしてその先に、保育園の幸せ、保育園を利用する保護者、園児の幸せ、最終的にはそれがつながらい社会の改善につながると考えました。 これが、フルライセンスが機能の提供だけでなく、自動化のためのコンサルティング、システムの最適化、そして作業の代行までを行う理由です